寒露(10/8)の魚津市の日の出が5:52。
撮影日の日の出は58分くらいだから、浜加積の上り初電は日の出前。
夜明けの浜加積駅。
80余年になる総木造の駅は母親の胎内のような温かさを感じる。
使い込まれた木の風合いは決してみすぼらしくなく寧ろ重厚感があって逞しい。
浜加積前後はあいの風とやま鉄道並走区間で、一足先にあい鉄の初電が富山に向け走り去る。
暫くしてちょうど辺りの民家が始動する頃、上り初電がやってくる。
地鉄は沿線の生活リズムを刻むが如くダイヤを組む。
眠気眼のまばらな乗客の車内だが、
クロスシートのロマンスカーで通勤通学はなんとも羨ましい限り。
2017年秋 本線 浜加積
↧
秋深まる富山巡りの十一 夜明けの浜加積
↧