北陸編を小休止して最新ネタを。
昨晩より深秋の軽井沢へ。
もちろん紅葉狩り観光が主目的だが、ちょっとした鉄ネタを仕込んで・・・。
ぐっと冷え込む秋の夜空に浮かぶ寒月と楓。
澄んだ空気を満喫する。
そして今朝ゆっくり目に朝食を摂ってホテルを出発。
146号線で峰の茶屋を過ぎて北軽井沢地区に入る。
そして北軽中心地の信号を曲がったその先にその建物はひっそりと佇む。
短く敷かれた線路の上をゴトゴトいいながら今にもL形機関車に牽かれた客車と貨車のミキストが現れそうな雰囲気。
一度訪れてみたかった、草軽電鉄北軽井沢駅駅舎である。
奇しくもこの高原電車が廃止されたのは、電関人が生まれた1961年のこと。
まさにピークを迎えた高原の紅葉を色づかせるひんやりした高原の空気の中で、
遠い草軽電鉄の時代に暫し想いを馳せるのだった。
2017年深秋 軽井沢にて
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深秋の高原と草軽電車の息吹
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