今年も春分の日を迎える。
庭のおっとりボケの花が咲き、梅の古木にも珍しく多くの花がついた。
そして枯れたようなモミジの枝からも新芽が吹き出す時節となる。
この三連休は初日の酒宴の疲れもあり結局撮影には出なかった。
10年も前になる大糸線沿線の芽吹きの様子を新たに組み直してみる。
4月最後の日、谷の芽吹きを追ってみた。
すっかり雪が消えた田圃では田植えの準備が始まり、
畦に咲く蒲公英で季節感を出す。
死んだようだった谷の木々も一斉に新芽を吹き、
賑やかな彩を見せ始め
雪解け水が浸みだす田圃も、
辺りの芽吹きが濃くなるとともに水温む。
2007年春 大糸線
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芽吹く谷
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