今年で102年目の鉄路。
私鉄オリエンティドのトラス架線柱、そして素晴らしい山の眺めもこの景色はさほど変わらぬのでは。
猛々しく聳える山々へと向けて走り去る大町貨物。
昔から機関車は正面から撮るよりもこうやって後追い気味に撮る方が力強く見えて好きだ。
今も昔もこの安曇沓掛の景色が山が見える鉄道風景の中で不動のナンバーワンである。
恋い焦がれて立ったこの時は生憎の高曇りで山々は見えるもののその迫りくる雄大さは味わえず、
固く再訪を誓ったのであった。
雄大な山景色への憧れゴコロと山へ向かってモーター音を上げるロクマルのベクトルがシンクロする。
1981年早春
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山へ
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