寄らば大樹の力行
いよいよ本番さながらの試運転が始まった「大樹」。始めての線区での撮影&スパン処理の難しさに悪戦苦闘。そこでチチンプイプイとデジタル修正で、寄って寄って寄らば大樹の力行を撮る。2017年5月 試5レ
View Article紫陽花の白日夢 ~都営7000系に贈る~
6月を迎えて都営の7000系の運行もあとわずか。荒川線から聞こえるモーター音に吊掛音が聞けなくなるのが寂しいが、少し前の紫陽花シーズンに撮った7000のアウトフォーカス姿を組で題して「紫陽花の白日夢」と。夏の日差しの飛鳥山で日陰の青が涼し気な宮の前下町風情の庚申塚にてこれからも季節をモチーフに都営荒川線撮影は続く。2013年6月撮影
View Article深山幽谷
一度だけ、木曾谷探検の帰り道に寄った井川線。深い谷から見上げる2000m超の南アに属する峻峰というこの景観を見ていると、狭い国土をそんなに急いで何処まで行くの、そんなに便利になりすぎて何が嬉しいのと・・・。不便でゆっくリズムの方がこの国土にあった人間に育つと思う。自然を畏敬する念をもってこそこの国の人じゃないのかと・・・。今こそリ・ディスカバージャパンだと。電関人の超個人的意見である。1983年 関の沢
View Article夏、4時台早朝練 グラデーションの空
冬は寝床の温もりも恋しいし、外も暗くそんな気にはなれないが夏は寝苦しさも手伝って早朝から目覚め、その勢いで支度をして早朝練習に。といってもゴルフの練習じゃなくてヒガハスの4時台の貨物たちが狙いなのである。空のグラデーションの変化を楽しみつつ4時台の貨物銀座を撮る。さすがに日の出前の通過の鶴A207桃152号機...
View Articleローカル客車列車のように
ちょうど同系式の大宮工場最終出場のタイミングで走った小山発50系列車。電化はされているものの、その単線を行く雰囲気は昭和の国鉄のローカル線のムード満点。梅雨の走りのような雨の田園風景をデジャビューのように・・・。かつてのローカル線列車の起点がそうであったような設定で本線を行くローカル列車そのものを見ているようだった。2017年5月 水戸線 9721レ
View Article雨のばんもの
今週は、遠征に向けて蒸機撮影のイメトレ。10年前のコマから、800万画素のフォーサーズ機で必死に列車を追っかけていた時代。スペックギリギリの暗さの中、阿賀野川を渡るばんもの。かえって銀塩にも似たコンディションが今は新鮮。夢中で振る連続カットで踏切と草木が被っているが、キャブ内の緊張感が伝わってくる。シゴナナのサイドビューには惚れ惚れ。2007年 ばんもの@日出谷~鹿瀬
View Article煙は多めの方が良い~
何処かで聴いたようなフレーズで・・・。もちのろんのこと、蒸機の撮影は煙が付きもの。当然多めの方が良いわけだし、梅雨空で気温が低めだと美しい白煙も期待できる。07年の同型機も浦山口からの難所で喘ぐ。そして、08年1月の真岡では止まる寸前の難所天矢場越えだった。かつての古戦場でもある釜石線での良い煙との出会いを期待してさぁ彼の地へ。※明日から月曜まで遠征のためレス、アップともに滞ります。
View Articleイーハトーブのけむり1 幸田の田園
初めてSL銀河を撮る。気持ちとしては、宮沢賢治の世界を意識しつつ。まずは引きで大きく幸田地区の田園風景を取り入れてみる。緩やかな丘陵に広がる圃場は残念ながら休耕田が目立つ。かつて地元の農業に貢献した宮沢賢治が見たらどう思うのだろうかなどと考えながらシャッターを切る。2017年初夏
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