昔からシェルパと言っていたが、担ぎ上げたり引っ張ったりせず押し上げるので本当はプッシャーなのだろうが、
名前通りはシェルパの方がかっこいいので・・・。
いつ何時、ノンアポで伺っても快く構内撮影をさせてくれた瀬野機関区。
電関人の場合、千載一遇のチャンスを失って現役時代に逢えなかったEF57のその一号機そっくりの
EF59ラストナンバー24号機にゴナナの幻影を見るようだった。
ナウシカの物語に登場するオウムの様に、複雑怪奇な自動連結開放機を東京方に備え持った茶罐が犇めく塒。
マシン油の匂いが籠もる庫に佇む古くも頼もしい機関車たち。
1977年1月2日 瀬野機関区
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シェルパの塒
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