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Channel: 狂電関人の写真庫
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軍需路線 甘木線に思う

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昭和14年に沿線の太刀洗飛行場への物資供給を目的に開通した甘木線。
終点甘木駅の本屋はいちローカル線の本屋としては大きく、電関人には解らないが軍施設の様な感じなのだろうか。



構内配線にしてもさして終点の甘木に大きなプラントがあるわけでもないのに広い構内を有する。



やはり軍用サイズだったのだろうか・・・。



戦後沿線に麒麟麦酒の工場ができその輸送に従事してきた国鉄甘木線ではあるが、
この立派な積出庫からどんなものが運び出されてきたのだろうか。



そういった斜に構えた視点からこの駅を見てしまうと、
柵の中はまるでオフリミットの世界。



ローカル線の終着駅にしては立派すぎる駅本屋のエクステリア。
戦後生まれの電関人には、平和な時代の甘木線しかわからないが、平和が一番。
唯そんな戦争を知らない世代の一言。
侵略の歴史は何千年もの間に繰り返され来ているわけで、直近の戦争だけを取り上げてとやかく言うのは全くのナンセンスだと。

1978年5月 国鉄甘木線


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