昭和国鉄ファンなら誰しも知っている貨車の「軍配マーク」といえば、名門デンカ。
大正創業のデンカの一つの柱はセメント。
そのセメントプラントが三セクとなった旧北陸本線脇で元気に操業する。
少し前に、やたらCIなどと言って訳の分からないロゴマークが横行したが、
しっかりと大正生まれの骨太ブランドは今も変わらぬ軍配マーク!
鉄道ファンとしては、その引き込み線がとっくに剥がされてしまったのが残念だが、
それでも、北陸でこのデンカをはじめ地場にしっかり根を下ろして活発に生産活動を行う製造業各社には
大いなるエールを送りたいものだ。
配給列車だったが、日本海縦貫線貨物ラインを背負って立つ赤雷2号機が。
プラントには、やっぱり貨物列車がよく似合う。
2017年10月 配6550レ EF510 2 あいの風とやま鉄道 小杉~越中大門