数年前に計画倒れしていた「くびきのレールパーク」行き。
ようやく富山旅行の帰り道にその計画が実現した。
日本の軽便鉄道を代表する頸城鉄道。
保存車輌たちが里帰りして、旧百閒町駅辺りにレールを敷いて公園鉄道的に定期的な公開をする。
その中に僅差で西武山口線での活躍を見れなかったコッペルの新2号機(koppel No.5044)がいる。
森林鉄道に従事したボールドウィンのダイヤモンド煙突などと比べ、
コッペルの煙突はスラッとして山高帽を被った紳士にも見える。
今年数え106歳を迎えるコッペルに火が入ることはないけど、
フェイクで山高帽煙突から白煙を上げる姿に、未知の頸城鉄道現役時代を見た気がした。
雨の中、場内で懸命に運営するNPOメンバー諸氏に、敬服の意を表すブログアップとする。
2017年10月15日 旧百閒町
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くびきのナロー探訪1 百閒町の山高帽紳士
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