ヒガハス 晩秋津々
9月来のヒガハスは晩秋只中。朝日に輝く尾花。黄葉にサンドイッチされる観光特急。暮れ色に染まる屋敷森に珍客も。津々と晩秋が進みゆく。2017年11月 ヒガハスにて
View Article秋深まる富山巡りの一四 信仰深き土地
立山・剣は古くからの山信仰で知られ、加賀の一向一揆などからも北陸は信仰深き土地柄。道端の祠も多く存在するし、寺社仏閣も立派なものが見受けられる。信心深きは学問に通じるのかもと再認識する。蕎麦の白き花も神々しさを増す。立派な伽藍の曹洞宗大悲山吉祥寺。残り一日半の旅の無事を祈願する。2017年10月 荻生付近にて
View Article秋深まる富山巡りの一五 ダリアの園
富山で花と言えば、春のチューリップだが地鉄の沿線に規模こそ小さいが鮮やかに咲き揃うダリアの園を見つけた。曇天の寒々しい秋野に咲くそれは小さな太陽。やってきた旧レッドアローとの共演に夢中でシャッターを切る。オーバークロスする道路からプチ俯瞰で、セイタカアワダチソウの黄色、ススキの薄茶、そしてダリアの三層の豪華な秋の競演には旧来の地鉄色が似合う。2017年秋 長屋~荻生
View Article秋深まる富山巡りの二十 急客機の余生
栄光の500番代を授かり急客機として活躍したのも束の間、住み慣れた田端区を離れ、遠く富山に居を改め北は青森から西は岡山までの貨物運用に余生を捧げる唯二の銀罐。富山機の勲章でもある赤錆汚れに塗れて黙々と貨物運用を熟す。一縷の望み叶って昼過ぎの早月川を3097レを従え渡ってきてくれた。装飾ラインを失うも、その栄光の銀を何時まで纏い続けてくれるのだろう。2017年10月 あいの風とやま鉄道 東滑川~魚津...
View Article東北本線 臨時急行列車幻走
回送ではあるものの、姿は国鉄時代の臨時急行列車そのもの。牽引機こそ配置所属の違いはあれども、急客機による12系列車とあれば「ざおう」「あづま」あたりであろうか。幻想感や急客機に対するスポットライト的な着想から、敢えての逆光側アングル。川も違うのだが、かつて78年夏元荒川で急客機による客車列車を撮った思い出が綾瀬川に蘇るのであった。2017年11月5日 EF65501+12系 回送
View Article貨物の原風景
日曜のヒガハスにPFがヨをぶら下げてやってきた。と言うのはやや誤りで、後に回送コキが数両ぶら下がる。この秋最後のヒガハス田んぼの稲穂越しにいい絵が撮れた。かつて荷別輸送トン数が間違いなく一番だったであろうお米と今では物凄く稀になった緩急車の組み合わせはこの秋一番の収穫。2017年11月5日 配8592レ
View Articleくびきのナロー探訪1 百閒町の山高帽紳士
数年前に計画倒れしていた「くびきのレールパーク」行き。ようやく富山旅行の帰り道にその計画が実現した。日本の軽便鉄道を代表する頸城鉄道。保存車輌たちが里帰りして、旧百閒町駅辺りにレールを敷いて公園鉄道的に定期的な公開をする。その中に僅差で西武山口線での活躍を見れなかったコッペルの新2号機(koppel...
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