電関人のもう一つの顔、それは・・・
建築物好きなこと。
今回の旅中に見つけた、大戸瀬地区の茅葺家屋の密集。
一瞬道を間違えた怪我の功名でまさか今の時代にと我が目を疑った。
上の手前の家屋は廃屋だが、それ以外は現役だ。
廃屋の家は、東京の物好きがインターネットで買ったのだがあまりの荒廃様で、
あきらめて近くの別な物件に住み、毎日五能線沿線などサイクリングを楽しんでいる風流人だとか。
電関人も移住欲はある。
ADの世界からわざわざ建築の世界に入ったのは、その辺の目的が大である。
僅か海から少ししか入っていない海岸段丘の斜面に並び立ち日東流のキツイ季節風にびくともしない
矍鑠とした茅葺邸宅にしばし圧倒された。
2018年 睦月 大戸瀬にて