1980年春、大学浪人確定の後電化間際の日豊南線にDF50を追って旅をする。
南九州周遊券を使い、行きは小倉回りで501レ日南4号を利用。
写真こそ無いが乗車の1号車は、合造車の青いオハニ36だったことを記憶している。
それはさておき、日南乗車までの間門司駅に足を延ばし暫し夜汽車の撮影を楽しむ。
この当時、九州島内にはかいもんと日南の1往復ずつとながさき号の3本の旧客使用の夜汽車の設定があった。
3列車とも下りは門司港始発であるが、実質乗客は小倉以降の乗車が主でここ門司ではまだ殆ど空席のまま。
電車やディーゼルとも違い、さらに電源車などもない旧客による列車は停車中何の音も発しない。
夜更けの宵闇が辺りを支配する中、照明の下人影も無く静寂に佇む101レかいもん。
一夜の旅が静かに始まる。
1980年3月 鹿児島本線門司駅 101レかいもん4号
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夜汽車の旅愁 101レかいもん4号
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