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Channel: 狂電関人の写真庫
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感動の落日 36年前の渡道の記憶?

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そう、今から36年前の高校1年の夏休みに九州は福岡からはるか北を目指して旅に出た。

本当は1人の気ままな旅になるはずだったが連れを伴うことになりやや不自由な旅で鉄分もやや低めの内容に。

そんな旅を順不同にこの夏トレースしてアップしてみることにした。

その第1回目は、タイトル通りオホーツクに沈む太陽に感動した日の行動記。



おぼろげな記憶によると、前日広尾線の旅から原生花園YHに入りその翌日。
すがすがしい朝を迎え、YHで最年少の二人は凍りつきそうな冷たい水で食器洗いの手伝いを済ませ散歩に出る。
YHから少し歩くと広大な涛沸湖の湖面が現れこの湖沿いにしばらく散策したのち朝食時間になるのでYHに。
早々に朝食を済ませて少し早目に北浜駅へ向かう。



この日は、標津線に行きたかった電関人だがおのぼり気分の友人にせがまれたのと前日YHに同宿したみんなからも摩周湖を進められ、
北浜でこの客レを1本撮影したのち急行で弟子屈へ。



この時代、北浜から摩周湖観光は路線バスの乗り継ぎもよろしくなく1日仕事。
折り返しのバスまで、何枚となく美しい摩周湖を撮影する。
電関人としては霧の摩周湖なんて思っていたのだが実は霧が出るほうが少ないとのこと。



戻ってきた弟子屈で夕方の網走行ミキストに乗車。
この日の上り大雪5号に網走から乗車予定である。
車窓はだんだんとこれ色に染まり、オホーツク沿岸に出るころにはちょうど日没を迎えた。



ほとんど釧網本線の乗り鉄三昧だったこの日の最大の収穫は、このオホーツクに沈む夕日を拝めたことであった。


1977年8月 


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