入広瀬で朝の列車を撮影後、この天気なら浅草岳が見えるかもしれないと、
六十里越をして田子倉を目指す。
県境を越えると無情のガスに山々が包まれて一旦は諦めかけたが、
次第にガスは晴れて目の前に浅草岳が姿を現した。
到着後只見沢にカメラポイントを求め上り列車の接近音に耳を澄ませる。
待っている間は陽を遮る雲と、時々浅草岳に湧いて出る雲に気を揉みながら露出ダイヤルを操作する。
結果は御覧の通りでやや雲が掛かったもののほぼ及第点の出来。
色付きこそまだだが、秋は山の上からやってくると文字通り澄んだ空気はもう秋のもの。
2015年立秋 只見線 大白川~只見 2422D
↧
秋探しの旅 3 山の空気
↧