原田(はるだ)で撮る4 池越しの風景
今や駅前にはロータリーもできて景観が一変している原田駅界隈。かつて駅のやや二日市寄りに農業灌漑用の池があった。この池越しのアングルは、当時電関人のお気に入り。5011Dおおよどを撮る絶好のポイント。原田を出発する筑豊本線上り列車の水鏡も・・・。自宅から最も近い鉄道写真道場だった原田。上)1977年10月 5011Dおおよど、下)1978年11月 2736レ?
View Article青×青に願いを込めて
ほんの一瞬を覗き臨時北斗星の銀罐牽引が続いている。ブルトレ有終の美を飾る意味でも、残された運転を青×青で全うして欲しいものである。そんな願いをこの2レ時代の2番機が地元を通過するゲンかつぎ写真で!2011年7月 EF510502 2レ北斗星 東北本線 浦和~赤羽
View ArticleEF510投入1か月後の珍事 2つの北斗星
新型牽引機営業導入1ヶ月後に起きた珍事。台風の影響により運用が狂った車両の回送列車がヘッドマーク付きの牽引機で運転され、往年のダブル北斗星のようなシーンが1日だけ復活。先ずは506号機による回8010レ。それから約10分後に正規の2レを503号機が牽いてやって来た。ちょっと得したある夏の朝の珍事。2010年8月15日 東北本線 浦和~赤羽
View Article熱走銀斗星
明日から8月。北斗星が走る最後の月となる。思い起こせばブルトレを追って40年。最後までその力走を見届けたいもの。この時も9月とはいえ残暑が厳しく望遠レンズの向こうの北斗星は陽炎に揺れていた。さあ、暑い最中のラストラン。2010年9月 東北本線 浦和~赤羽 EF510510 2レ(トリミング)
View Article涅槃行
最終月に突入の北斗星。夏休みとあって、全国から聖地ヒガハスに多くのファンが集う。そして思い思いのアングルでシュート!薄曇りの光線を好都合とばかりに蓮ポイントに移動するも、、、無情の太陽が降り注ぎ、青い列車を潰すまいと現場でもそしてデジタル上でも二重に露出補正を試みて・・・やがて現実の鉄路を走り終える青列車は、それぞれの愛好者の頭の中でそれぞれの形で走り続けるのだろう。涅槃行列車。2015年 葉月朔日
View Article嗚呼 無情な雲よ
そして、ようやく青×青の正調が迎えられた土曜日の下り北斗星。が、天気予報通り西からだんだんと陽を遮る雲が広がり出し、8007レ通過時刻にはどんよりした空に変わってしまった。せめての救いは、列車上空にやや雲が薄くなってややオレンジ色になっている部分がアクセントになっていたことだろうか。もう一度撮りに来いと言わんばかりの課題の残る結果となった。2015年8月1日
View Article或る夏 波久礼にて
とても懐かしい駅の風景が其処にあった。駅本屋もホームも踏切も往来する貨物列車も。其処に流れる、空気も時間も、昭和の懐かしい駅がそのまま鎮座している。2010年 8月
View Article平和な時へ
昨日8007レを撮りにヒガハスへ。残り数往復となった臨時北斗星を撮るために集まった人の数に驚かされた。まもなくこの列車の終焉を迎えると、少しは平和にのんびりと貨物でも撮ってられる状況に戻るのであろうか・・・。のんびりと、8592レが原色機でシキ付き!なんてやってたのが懐かしい。唯のお祭り騒ぎ的風潮にはもううんざりである。2012年8月
View Article1枚の写真
その付き合いは1枚の写真から始まった。実際には3歳頃父親に連れていかれた散歩の途中で見ていた蒸機牽引のブルトレを見たのがきっかけ。数年後、実際に我が手で最初に撮影したのがこの1枚。以来40年ほどの長い付き合いとなった。そしてその全廃をもって間もなくブルトレとの蜜月は終わろうとしている。1973年(?) 下り20系はやぶさ 鹿児島本線 白木原~水城
View Article秋探しの旅 2 朝の斜光線
本数が少ない只見線へ始発列車の送り込みから撮るべく真夜中に長野を出た。飯山線の十日町辺りで夜が明けてくる。雲はあるが何とか晴れそうだ。どんどん日の出が遅くなるこの時季、現場を6時前に通過する送り込み列車の頃には出たての柔らかな斜光線が辺りの景観にドラマティックな陰影を作り出す。やや黄金色に近づいた稲田も相まって一歩秋めいたさわやかな朝景色。2015年立秋 只見線 上条~入広瀬
View Article秋探しの旅 4 六十里越の緑
鉄道トンネルを新潟県側に抜けたすぐの六十里越只中の緑。ちょっと秋探しのテーマから外れるが、豪雪の中遅れて出た新緑は濃緑になることなく紅葉を迎えるんではなかろうかと。それほど立秋過ぎのここの緑はまだまだ鮮やかである。2015年立秋 只見線 只見~大白川 2423D
View Article秋探しの旅 5 魚沼の小さな秋
米どころの魚沼の野に微かな秋の気配。稲田はまだ青いけどゆっくりと近づく秋。空高く、山は遠く。桜の古木は葉に少し黄味を帯び、線路端のススキが穂を出す。残暑厳しき中にも魚沼の季節は確実に移ろう。2015年立秋 只見線 上条~越後須原 2423D
View Article秋探しの旅 6 そよぐ銀穂の波
午前中の只見線列車を押さえたのち、飯山線に移動する。十日町界隈でポイントを物色してカメラをセット。銀穂の波を揺らしながら秋色のディーゼルカーがやって来た。2015年立秋 飯山線 土市~十日町 8141D おいこっと
View Article想い出へ
彼の列車が通わなくなって1週間。最後の数往復は地元での想い出づくり。人道跨線橋からの流し撮りで見送る8008レ。この日、隣で爺孫が一組列車に手を振り見送ると・・・機関士も手を振り返す。美しく想い出へと昇華されるひと時。2015年8月19日 8008レ北斗星 東北本線 浦和~赤羽
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