やがて記憶の彼方へ
かつて電関人が足しげく通った頃は線路も津屋崎まであって旧性能のいろんなスタイルの電車が犇めいていたそれがわが青春の相棒だったこの600形に代わり福間までになりそして間もなく7000形にとってかわられようとしている2023年 霜月 西鉄貝塚線 名島駅 Nikon Df
View Article逃した千載一遇
千早界隈は高層タイプも含めていまや集合住宅密集エリアで鉄道写真も撮りづらいが父親の眠る寺院がありなにかと訪れる機会が多くそこに走る鉄道は鹿児島本線に福岡ターミナルに向かう貨物専用線と西鉄貝塚線もあって鉄道密度は濃い墓参の帰りの駄賃で西鉄千早駅から暫し撮影そこへのそのそとEH500がエスコートで高速貨物があと少し貝塚線上りが早ければと思うのは残念ながら電関人だけ2023年 霜月 西鉄貝塚線千早...
View Article小雪の北長野
3月の長野行きのメインはこの北長野貨物の取材安茂里での朝練ののちヤード脇の小径から一連の入替作業を追う3月とはいえ県北の長野の朝はキーンと冷えその中にあって張り詰める緊張感が心地いい2024年 弥生 北長野貨物駅 Nikon D5
View Article犀川を渡る
名古屋からやって来たしなのが終着近くなって犀川を渡る犀川の畔に立って四阿山 草津白根方面を遠望す犀川はこの下流で本流の千曲川に合流しやがて信濃川に名を変えて日本海にそそぐトラスの間にクロ383を置いてヨーロッパナイズされたノーズフォルムサイドビューがなんとも美しい2024年 弥生 篠ノ井線犀川橋梁 Nikon D5
View Article福岡近郊東南地区に思う
将来Uターンを考える電関人郷里福岡に帰るたびに思うことは街がどんどん変革していること国の人口が少子化によって減る一方でFUKUOKA CITY&TOWNは確実に膨張している日本一便利といわれる福岡国際空港は二本目の滑走路を造成し始め...
View Articleゆけむり白銀を往く
長野の師匠と別れ犀川畔の後向かったのは長野電鉄で湯田中方面を目指す夜間瀬川辺りまで上がると雪もそれなりに増えて天気の方も雪晴れとなると安直かもしれないが夜間瀬川鉄橋を覗くことに朝断続的に雪を舞わせた雲は去って快晴域に入る美しく輝く銀盤や高社山と気持ちよく泳ぐ千切れ雲構図は決まりFISH...
View Article椿散る赤い鉄橋に赤いゆふ
今朝訃報が飛び込む最愛のひとのご母堂逝去と考えたくはないけど丙龍は荒れる年だと犇々と親族愛を考えさせらる昨今お題の写真との因果も考えさせられる観光特急がひっきりなしに往来する久大本線はいまだ現役の本線だ合掌2024年如月 久大本線引治 Nikon D5+Fisheye
View Articleロクヨンセンへの誓い
言わずと知れたEF641000のこと記憶では新製配置は水上で老朽機のEF16を置き換えるため80年のことかとヤマは違えど中央西線で伯備線でその一族は頑張る電関人も当年取って63いよいよ来年は彼の機に形式上の数字と自身の年が並ぶ六十も半ばに差し掛かる自身もこのヤマ男の如く足腰を粘らせて大地に立てる猶予は幾何だ?人生最後のチャレンジングな今年にしたいとこのヤマ男にカメラを向けながら誓った2024年弥生...
View Article有終の美
今日は朝早くから北関東方面に出撃親友鉄から誘いがあって上越線八木原を皮切りに北関東をぐるりと東に弧を描くように期せずして遊覧の旅となったカットは最終ではないものの電関人にとって本日の有終の美はこれ五月晴れのそよ風の中 心地よいロッド音を残して2024年五月 真岡鐡道 真岡~寺内 Nikon D5
View Article蓮へ
夜間瀬川からぐるりと高社山を回り込んで飯山線に転戦する以前から飯山線の駅で一番気になっていた駅それが蓮(はちす)字のごとく寺に隣接した駅果たしてこの駅は...2024年 弥生 飯山線蓮 NikonD5
View Article各々の窓
小窓のスハフ32は窓二つにボックスシートがあてがわれシートピッチが広いその小窓に各々の顔が並ぶ機関車の煙を嗅ぐもの景色を楽しむもの乗り心地を味わうもの長閑な汽車旅のムードが漂う2024年 卯月 秩父鉄道 波久礼 Nikon D5
View Article急行列車復活?!
久々に上越線内での撮影それは一本の親友鉄からのメールで始まった新潟駅120周年記念号の送り込みがあると亡き妻と何度も通った関越自動車道を下ってこれまた通り慣れた駒寄のスマート出口を出懐かしい撮影ポイントにカメラを構える心臓ドキドキのハプニングもなんのそのやって来た列車の後追いショットをそれはあたかもかつてこの線区を往来した急行列車の再来だった嗚呼これで機関車に電暖標識灯の耳があったらなぁ2024年...
View Article秩父路晩春 04 山間を往く
この日のおおとりは当初武州中川あたりの橋梁をとしかし先行する親友鉄の知り合いに追走して終点間近の白久まで登ってきた秩父盆地入口では八重桜の散り際だったのが葉桜の染井吉野が散り際という季節格差山間の里に終点を前にした少し安堵の息のプレーリーを電化線とは思えない現役時代さながらの彼の機に似合う風景に出会えた2024年 卯月 秩父鉄道 白久 Nikon...
View Article別所温泉浪漫
夜の帳が下りる一瞬前レトロ駅に浪漫が充満するこの温泉駅に訪れる一瞬のときめき小さな温泉場に訪れる至福の時間2024年 弥生 上田電鉄 別所温泉駅 Nikon D5
View Article赤罐を原田で撮る
彼是ここ原田駅に立つのは20年以上の空白がある電関人が高校時代写真部に所属してこの駅構内をアングル修業の場としていたその駅で懐かしのED761000番代が牽く貨物を撮った20系のブレーキにも対応した由緒正しい特急機でもある2024年 五月 鹿児島本線 原田駅構内 Nikon Df
View Article新緑浴のわっしー
帰福によってアップできなかった日があるので本日は続行運転にて先日の北関東遊覧の中からわ鐵を一枚この日GW明けで週末にもかかわらずDE10によるトロッコ列車はウヤ単行のわっしーが新緑のなかをそよ風に吹かれながら偶然見つけたポイントでシューティング2024年 五月 わ鐵 水沼 Nikon D5※Fish-eyeによる歪をPS修正済み
View Article東急上田線?!
そう揶揄したくなるほどまんまの東急車が往来する上田電鉄かつては上田平にいくつもの路線を持っていた上田交通鉄橋が洪水によって流されて長い間不通 代行バスだったそれでも不死鳥如く蘇るこの別所線はロケーションに豊む特に斜光線の朝夕はステン車が風景に映える2024年 弥生 上田電鉄 塩田町 Nikon D5
View Article