もう少し津軽富士が見えていそうだったので、廻り込んでリンゴ畑が密集する森田方面に。
残念ながら、雑誌で見ていたポイントは積雪も多く見つけられず。
それではと、鳴沢駅を目指してみた。
結果、正解で鯵ヶ沢寄りのここは内陸より沿岸気候でたった数キロの差が雪の大差に。
午後は、日本海特有の北西の季節風が絶えず雪雲を供給する。
しかし、数十年通うこの地域の天気は不変で時々太陽が顔を出して、同時に津軽富士も顔を覗かせる。
その天候サイクルは猫の目で。
巧く列車通過時に顔を覗かせてくれなかった津軽富士に未練が残った。
さぁ、ここらで海に戻ろう。
そして港へ。
2018年 睦月 鳴沢
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日東流の季節風に抗う 十七話 鳴沢からの津軽富士
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