電関人も時代を感じる世代になった。
明治生まれや大正生まれの諸先輩方から戦後生まれのひよっ子が・・・と謂われそうだが。
昭和の時代は確実に遠ざかりつつある。
そんなことを考えながら、上総鶴舞のシーナリィを切り取る。
消えそうな「政府指定倉庫」の文字。
貨車で賑わっていた当駅を空想してみる。
アールデコを感じさせるラッチに夕陽が人の温もり強調させ、有人時代の出札口の幻想を映し出す。
保線重機の格納庫になり下がった詰所に時代の生き証人の如く木製の格子戸が残り、これからの平成時代を見守る。
ここしばらくこの上総鶴舞のシーナリィには飽きが来ることがなさそうだ。
2013年3月30日 小湊鐡道 上総鶴舞駅
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