仕事始めの今日、屠蘇っ気たっぷり鉄分無しの冬休みを送ってしまったためようやく新年2度目のアップを。
正月を過ぎると、早くも梅の便りが気になる電関人。何といっても福岡出身でありその初詣先は例年太宰府天満宮。
祀られている菅原道真公を慕って京の都から遥々飛んできたという飛梅をはじめとした梅の名勝であることは周知のことかと。
記憶に間違えがなければ79年1月のことと覚えるその飛梅にまつわる話。
修学旅行列車名にちなんだリバイバル的要素が強かったのか、はたまた観梅臨的性格だったのか定かではないが、
キハ58・28系800番台のみを使用した臨時列車が仕立てられた。国鉄時代のことゆえHMは付かなかったものの、
当時かつての修学旅行用車両であるこの車は地区の普通列車などにバラバラに織り込まれて使用されており、
オール800番台4連で仕立てられた臨時とびうめは良い記録の1枚となる。
年代には300年ほどの開きがあるけれども太宰府所縁の「飛梅」を同じく所縁のある「水城」をバックにこの場所で撮影した。
モノクロ写真故残念ながら特徴的なボディーカラーが判らないが、暫し7世紀から10世紀頃の北部九州の歴史ロマンの片鱗でも
感じていただけたら幸いかと・・・。
1979年1月? 鹿児島本線 水城~二日市 臨時とびうめ
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飛梅と水城
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