大糸北線では、その標高差故白馬の高原から頸城野に移動すると
早春から初夏へと僅かの距離で季節が変わる。
そんな二つの季節の同居を探して頸城大野界隈をうろつくと、
雄大な青海黒姫山を背景にして、残雪抱く早春の山と手前の山笑う萌黄色が点在する初夏の低山。
そして頸城大野駅脇に春の名残の八重桜とすでに田植えが済んだ田圃と、
なんとなく春と初夏を織り交ぜた画面を見つけることができた。
2012年5月 大糸線 頸城大野 キハ120 329
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季節のうつろいの中で
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