改正を過ぎ、桜が終わるとともにすっかり撮影欲が薄れて早1月が過ぎようとする頃、
その気分を一蹴させて夏に向けてモチベーションを上げるべく考えたのが、
「煙に塗れて来よう」という単純明快な動機に立ち返ることだった。
冬の積雪も少なく早夏を思わせる緑の中で、ディーゼル、タンク機、そしてライパシと様々な煙に塗れる旅へ。
ときで浦佐へ出、只見線分岐の小出へいよいよディーゼルカーに乗り込んで只見線へと進入。
列車密度を考慮し、早々に薮神で下車し鉄友の車で先を急ぎ乗車の列車を撮る寸法。
米の里魚沼から人煙絶える六十里越へ。
煙に塗れる旅のはじまりはじまり。
2016年5月29日 只見線 上条~入広瀬 2422D
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煙に塗れる旅 プロローグ
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