新潟口でのディーゼル紫煙塗れを浅草岳で締めくくった後は、不通区間を初めて跨ぐ。
草生してしまった鉄路が寂しく見え隠れしてとても直視はできなかった。
そして、余裕をもっての下り蒸機列車のお出迎えは会津中川界隈に求めることに。
赤や青のトタン葺きの民家を入れてのアングルということで32Countさんとの意見が一致し、暫くロケハン。
奥会津の蒸機を表現するにはこの民家との絡みは外せないかと。
道路に追いかけ組の車列を危惧したものの、何とか派手な色の車は避けられた。
生活臭を極力排した新潟口でのDC編に対して、生活路線としての会津口を表現。
10パーミルの勾配に煙をやや期待したが終点間近の列車は給炭無しで・・・。
2016年5月29日 C11325+旧客3両 9425レ
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煙に塗れる旅3 軒先の蒸機
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