昭和田舎電車かんばら 2 晴れの日
60周年の晴れの日、蒲原の人気者モハ11形に揺られて終日楽しむ。綺麗に穂を開いたススキと停車場のようなホームに古枕木の柵。そこに三両編成に仕立てられた役者が揃う。もう、言うことは無し!1982年秋
View Article昭和田舎電車かんばら 3 買物電車
高齢社会化が進むニッポンで地方では車が生活必需品。でもお年寄りがマイカーの運転するのにはいろんな問題が・・・。かんばら電車は沿線住民の買物のゲタ代わり。ちょっと前の昭和の電車はみんなそうだった。1982年2月 高松
View Article立冬
今日は立冬で朝から冷たい雨が落ちている。立冬と聞いて頭に浮かぶことは・・・たわわに実るヒガハスの柿の木とどんどんその編成が伸びてくるオイル輸送列車だろうか。今年もそんな季節がやってきた。2014年11月(再掲/田畑敷地外より撮影)
View Article昭和田舎電車かんばら 4 大蒲原駅
蒲原鉄道の中で一番多く写真が残る大蒲原駅。民家のような造りの駅舎と林立する架線柱が印象的だった。除雪車が居なければ、もっともっと時代が遡りそうな風景。1982年9月 大蒲原駅
View Article昭和田舎電車かんばら 5 賑い
村松~加茂間で通常交換するのは七谷だが、臨時列車などが運転されると大蒲原での交換も設定された。冬季には、冬鳥越スキー場への臨スジがしばしば盛られ村松への返しの回送が定期列車と大蒲原で交換。雪の大蒲原に暫し賑いが訪れる。1982年2月 大蒲原
View Article秩父路錦秋探し 1 小前田の銀杏
紅葉のシーズンになると行きたくなるのが秩父鉄道。RDP3氏といつのも2人でヒガハスで軽く朝練ののちいざ秩父路へ。5001レを銀杏を入れてと此処小前田のポイント。今年の銀杏は黄葉が不作なのか黄色いのと緑のがまちまち。さて奥へ進むと錦秋や如何に・・・。2015年11月 秩父鉄道 C58363+12系 5001レ 永田~小前田
View Article秩父路錦秋探し 2 デキと黄葉
秩父といえばやはり鉱石列車を牽くデキが魅力。樋口~野上の定番ポイントでデキと紅葉のコラボを狙う。この日は嬉しいことにデキ103と105の2両が投入されていた。このあたりはケヤキや銀杏などの黄色が主体の黄葉。中には見事に黄葉した銀杏も点在していた。ちょっと地味な黄葉はしっとりと秋雨に濡れて妖艶さを増す。2015年11月 上)デキ105 7105レ、下)デキ507 7304レ いずれも樋口~野上
View Article昭和田舎電車かんばら 6 単行電車が通うまち
初めて蒲原鉄道に行った際に撮った一枚。今では覚えていないが、何かの雑誌で見て蒲原は家並みを入れての俯瞰が似合うと思っていた。単行電車が通うまちは、何ともほっこりする。冬にどっさり降った雪は次第に溶けて少しづつ春が近づいてくる。1981年早春 駒岡付近
View Article昭和田舎電車かんばら 7 大雪の日
昨日から札幌では何十年か振りの11月の大雪だとか。蒲原鉄道訪問でも一度だけ大雪が降った。多くの水分を含むこの地方の雪は、蒲原の弱々しい架線柱にもどっさりと積もった。屋根の雪が重そうな単行が音もなくやってきた。1982年2月 狭口~駒岡
View Articleコキ50000系列車 聖地冬の午後
聖地武蔵野線荒川橋梁の冬の楽しみ。それは朝一の富士山バックと午後の大宮の摩天楼バック。昼過ぎてやってくるロクロク牽引コキ50000系フルコン列車はフレイトライナー全盛期を思い出させてくれる。新型コキ100系列が増殖して国鉄時代から継承してきた50000系一色のフレトラを最近あまり見なくなったのが寂しい。2007年1月 武蔵野線 西浦和~北朝霞 列番不明
View Article雪煙を立てて
今年も11月が終わろうとしている。今週各地で雪が降ったけど長期予報では暖冬だとか。ここ数年まともな雪の中での撮影をしていない電関人。何処かへ雪を求めて旅に出たいものだ。国鉄時代からJRにかけて一度も除雪シーンを見たことがない。DDが雪と闘うシーンに出会ったのはこの北上線ぐらいのもの。1983年冬? 北上線 陸中大石付近 DD51561 単機
View Article上総来冬 一 目覚める大地
大学時代の先輩と上総の初冬を切り取りに出かけてきた。満天の星空はやがて東から白み仄かに赤みを増す頃、大地も色彩を取り戻し目覚める。その冷え切って薄暗い大地を二つの明かりで照らしながらゆっくりと一番列車が近づいてくる。小湊鐡道 上総鶴舞
View Article上総来冬 二 朝靄澱む
冬の遅い朝陽が入り組んだ地形に届き始めると、辺りに朝靄が立ち込める。そんな大気のヴェールの向こうからキハがやってくる。上総大久保の冬の朝の儀式。小湊鐡道 上総大久保
View Article