長電沿線から槍ヶ岳を望む
特徴ある山容の槍ヶ岳 この峰を入れた鉄道写真が撮りたくて 長野在住の山と鉄道写真の大家である32Countさんに帯同 長野電鉄某駅近くから・・・ しかし冬とはいえ昼前後の大気越しに彼の山を狙うのは至難の業 まだまだロースペックだった自身の機材で狙うのは限界もあって 写真右上のなんとなく尖がり帽子の姿が見えるであろうか マルーン2000系と3500系の交換シーンと併せて うーん俄では上手くいかない...
View Article博多駅廻り
西鉄市内線 廃止されるときには循環線だけになっていた 貝塚から専用軌道で千鳥橋に出て築港廻りか博多駅廻りか福岡市内をぐるりと回る かつては中州の歓楽街を抜け西新や姪浜に至る貫線と薬院方面の城南線などがあった この博多駅廻りは築港廻りと区別して誤乗防止のためか赤文字だったと記憶している 電関人幼少期には連接車なども居たのだが いつの間にか北九州や筑豊電気鉄道に転籍してしまった 福岡市内線の最終日に...
View Article田植えの頃の会津盆地
長らく不通だった只見線が全線開通して暫く また沿線の四季折々の景色が楽しめると思うと嬉しく 沿線の景色は只見川の渓の景色が代表だけど 電関人は、田んぼの景色が好き 広々とした盆地の田園から いよいよ渓に分け入る登りに差し掛かっていく 渓や鉄橋の風景もさることながら 会津若松口のこの田園風景は捨て難い 2007年5月 只見線会津坂下付近
View Article冬の山陰にあこがれて
学生時代冬の山陰にあこがれて何度も足を運んだ 残念ながら暖冬の時代で 本格的な雪には出会わなかったものの 厳しい冬の季節風に晒される荒涼とした日本海に心を洗われた 冬の日本海側は天気の移り変わりが早い 強く吹き付ける季節風が運んでくる雲から時折冷たいものも落ちてくる 晴れたり曇ったりの猫の目天気の中特急あさしおが餘部の橋梁を渡っていった 1977年12月 餘部
View ArticleP型電機の祖に
ゴハチ好きの電関人 ゴハチの中にもP型改造を受けた機もあるが 純粋にP型として生まれた初代はロクマルの500番代 現役の颯爽たる姿には会えなかったけど 横川の文化村に佇む雄姿を覗きに行った 架線が無いのでパンタ上部を切って現役らしく 東機の区名札も凛々しく栄光の1レのヘッドマークがよく似合う 2007年11月
View Article金木、秋の空気
津鉄のボツポジの1カット でも、最近になってどうしてシャッターを切ったのかを考え直す どっしり聳える岩木山が霞んでいる 数千年前の太古から豊穣の土地だった津軽平野 あたり一面の田圃では 稲刈りを終え翌年への土壌改良で籾殻を燃やす たくさんの野焼きによって岩木山が遠く霞んで見え それが印象的で主題にしドンと岩木山を真ん中に置いた一枚だったようだ...
View Article工場で働いたバッテリー古典電機
いつもの灯台もと暗し病で 地元の記録をあわてて撮った 西鉄の特急電車でビューンと大牟田へ直行 駅でレンタサイクルを借り あっちでパチこっちでパチ 線形も何も分かっちゃいないので ろくなアングルじゃないけれど この専用線の最後工場に貨車を連れて行くのは 工場内の火気厳禁の関係なのだろう 古典電機はバッテリー仕様にされていて なんとも不思議な出で立ちだった 2014年9月 三井化学大牟田工場専用線
View Article電車待ちのひととき
正月明け間もない頃の私鉄駅の風景 初売りの売出に出かけた帰り道か それとも遅めの初詣か おシャレに着飾った老夫婦 きっと良い年齢を重ねて来られたのだろう 何でもない普通の睦月の夕べ きっとこの老夫婦は人生に自信を持っているだろう そういう意味において今の時代は やれ肖像権がどうのこうのと 電関人はちょっと違和感 みんなもっと自信をもって自分の人生を謳歌できればと いち写真愛好家の意見ですから...
View Article秋の実り
朝晩の暑さが和らぎ幾分秋めく 早い田圃はすでに刈り取られている稲 コロナ後(と言ってもまた流行中だが)豊穣を祝うお祭りも復活した さてこの秋の収穫や如何に 実るほどに頭が下がる稲穂を愛でて 2013年9月 東北本線蓮田付近 ※金曜日まで野暮用で出かけますので更新が滞ります
View Articleイヴェントの朝
ちょうど今から41年前の今日 蒲原鉄道の60周年還暦のイヴェントが行われた 現在まで存在していれば101周年に当たる 当鉄道の古豪を3両も連ねての豪華特別列車の仕立てで 東加茂へ送り込み中?の大蒲原で営業列車交換待ち風景 さあお祭りの始まり始まり そういえばこの日も満月だったような 1982年9月29日 蒲原鉄道 大蒲原駅
View Article初代転籍組
西鉄大牟田線(旧呼称)へ200形に次いで輸送増強用として 木南車両で作られたクルマ 標準軌の大牟田線から初めて狭軌の宮地岳線に数両転籍した その1両で58を付番されたダルマ 写真でおわかりのように乗務員扉は無い 大牟田線から313形が転籍するとその役目を終えた 1978年2月 西鉄宮地岳線多々良車庫
View Article私有貨物
国鉄時代のコンテナは大半がJNRマーク入りの緑色をしていた その中ほんの僅か荷主が自前で所有したものがある 電化目前の日豊本線最南部で撮影したDF50牽引の貨物に積まれた白いコンテナ 地元企業キリシマハム所有のコンテナで もちろんハム類を輸送するのだから冷蔵(冷凍)タイプなのだろう 今や私有コンテナは様々有って外装もいろいろだが 国鉄時代には本当珍しいものだった 1979年3月 日豊本線 餅原
View Article筑後川滔々
鉄橋の写真が撮りたくなって天気が良かったので チャリンコで最寄り駅へスクランブル 久留米で下車してトコトコと筑後川の畔へ いろんなアングルを試しながら偶然見つけた河原ポイント 春の穏やかな日の日没が迫る やって来たDC急行の好きなキハ65を主体にレリーズ 初めて使ったサクラクロームの柔らかな調子が気に入ったのだが いかんせん経年でコンデイションは悪くなっていて 相当にPSで加工した 1977年春...
View Article飯塚駅の小便小僧像
一筆書き旅行の最中 国鉄時代のこの時期だから一区間大人60円かな 飯塚駅停車中に車中から新鋭キハ66・67の快速小倉行をパチリ 先日のこあらまさんのブログにアップされていた浜松町の小便小僧の巻に呼応して 筑豊地区の飯塚駅にもホームに小便小僧が存在していた 誰か現在の状況をトラックバックして 1976年? 筑豊本線 飯塚駅
View Articleパノラミックウィンドウ美
編成が自由自在のキハ28・58 その終盤ロットである前面パノラミックウィンドウ車が一番前に出ていると 必ずレリーズ 夜の列車たちを追うべく鳥栖駅に出撃 この日の感光材は出たての富士フィルムのネガカラー フジカラー400がお供 長崎本線に入る鳥栖駅の6番線 出島・弓張の先頭車はパノラミックウィンドウ車 水銀灯の弱い照明?の中えいやっとレリーズ 今やとっても懐かしいワンカット 1978年...
View Articleタンデムの息遣い
二人乗り自転車=タンデムのように 汽笛で合図しあって二両の蒸機は手を取り合いながら 力を合わせてゆっくりと市塙駅を後にする よいこらしょ どっこらさぁっ ゆっくりゆっくりと速度を上げてく その力強さは何物にも代えがたい 2009年 真岡鐡道 市塙
View Articleグリーン&グリーン
端午の節句近くの時季に久大本線にゆふいんの森を追う このポイントは車内からロケハンでチェック まだスギ花粉症発症前だったので 平気のへいざでタクシーで現地に 迎車時間をお願いして徒歩でとうちゃこ 車両デザイナーと称して全国の鉄道会社に重宝される某氏のシゴトには・・・だが ゆふいんの森は別格でお気に入りのクルマだ 画面右下のおうちでは初節句なのだろうか立派な幟が上がる...
View Articleリフレクション
深まる秋 九州自動車道の築堤の影が迫る中 ED73牽引の貨物が下る 秋の空気はどこまでも澄んで 四王子山がぐんと手前に立ち上がり 列車はギラリと輝いた 1977年秋 鹿児島本線 水城~二日市
View Article5年ぶりの鉄
ほんと久しぶりにカメラを手に出かけた 前回の撮影データが2018年なのでほぼ5年ぶりのこと 行先は近場のさくらトラム 王子から三ノ輪橋に出る 今日は休日でしかも雨なので駅前は閑散として 三ノ輪橋の商店街も締まっている店が多くちょっと拍子外れ 電停近くの菓子屋を前景に一枚 いつもは混み合う折り返しホームから ちょっとわざとらしいホーロー看板舐めに静かさを表現...
View Article特急列車の風格
とても懐かしいカットをアップする 国鉄時代特急列車と言えば長い編成は当たり前 グリーン車に食堂車も車内販売カートも有り 様々に列車旅行を楽しむ要素は充実していたし愛称名も地名は急行のもので 動物名など特急列車にはそれなりに相応しい名称が付く 今や特急列車が提供するサービスは当時の快速列車並みでしかない ディーゼル特急まつかぜは隣の新大阪始発 福知山線 山陰本線廻りで...
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