蓮田の蓮花 花ピン1091M
今度は玉を付け替えて屋敷森に寄って花ピン。存在感のある253系3000番代日光1号を背景に置いて・・・もう少し絞り込んで、電車の存在感を出したかったかな。2016年8月11日 1091M
View Article超私的昭和風景譚 -9-
「燻し銀」という表現が似合うそんな姿。黙々坦々と業務を熟す普段の振る舞い。しかし、使い込んだ制服、ピンと背筋を伸ばした立ち姿、それに確実に安全を確保する眼差しと、何気ない所作の中に自然と滲むプロとしてのオーラが感じ取られるのである。その積み重ねが1,000キロを超す日々の運行を守って来た職人技。1978年6月 博多駅にて 5レ
View Article豊穣へ
盆を過ぎると夕立毎に刻々と秋の気配が忍び寄る。今日の驟雨の後の大気にもどこか秋が近いことが感じられた。稲妻は稲を良く実らせて、季節は豊穣へと向かう。この列車はあと何度豊穣を迎えられるのだろう。2016年8月 8009レ
View Article九州赤べこにぞっこん 82 黒貨車ゾロゾロ
電関人が貨物列車に憧れ始めて間もない頃。慣れない100mmレンズにハーフ一眼の横アングルで、被写体を追随してしまい全くのド日の丸写真を敢えてノントリで。見事に黒の二軸貨車を連ねて小柄なナナサンがよいしょよいしょと牽いて迫って来た!慣れないところに興奮も手伝ってはいこの通り~(激爆)貨物好きの電関人の黎明期写真。返す返す編成が切れてなかったら・・・とタラレバの嵐。1976年6月 ED731012
View Article超私的昭和風景譚 -10-
出発前のアイドリング音。この年電化された長崎本線だが、特急列車を補完するためにディーゼル急行として残った出島・弓張号。煤けた車体、燃料の匂いと共にその小気味好いアイドリングの音があの頃の博多駅の日常。急行型ディーゼルカーは昭和を代表する名車。1976年7月 博多駅
View Article深夜に佇む
駅員に断って一度だけ水上駅でマルヨした。終電も終わり日付が変わった頃、照明をおとした構内に佇む補機EF1612号機。静まり返った駅構内に近づく下り列車。そのライトで仄かに暗闇に浮かび上がる古豪の躯体。1978年8月 水上駅
View ArticlePF同士
朝のジャンクション馬橋にて。中線で開通待ちをする単機の1050号機が止まっている。そこにこれから武蔵野線へ向かう1084号機率いる貨物がやってくる。そして今度は、武蔵野線からやって来た1081号機の貨物。ジャンクションに集うPFたちの邂逅を暫し楽しむ。2010年11月 馬橋付近にて
View Articleデデゴイチの系譜 ロット#24
電関人が山陰本線でとらえた最若番が24号機だった。多感な時期の気まぐれでまともな一枚はなく、次位の客車内から一コマだけ。この若番君当時元気だったようで何度も見てはいるのに。1977年12月 浜坂にて
View Article天然色の中の原色
原色に戻された大糸線のキハ52を撮るのならばこの季節と。いそいそと大糸線撮影へ。長野在住の32Countさんから絶妙の紅葉タイミングを教授いただき、現地ナビも。まさに錦絵のような秋の天然色のトンネルを潜り抜けてのキハ52の登場。気動車一般色はまさにこの季節に合わせて作られたような気がした。2008年11月 大糸線 中土~南小谷
View Article燃ゆるフォッサマグナを往く
もう一つ錦秋を往くキハ52のカットを。グッと谷幅が狭まる新潟と長野の県境付近。界隈の紅葉は谷冷えでより美しかった。観光列車のようにゆっくりとダブルゴーニーが通過していく。2008年11月 大糸線 平岩~小滝
View Article谷の朝
谷深い小谷には中々朝日が差し込んでこない。しばれる手でカメラをセットしてゴーニーを待つ。厳かに輝く鹿島槍の峰から降りてくる朝日のグラデーションがまだ届かない中、単行がゆっくりと近づいてくる。2009年2月 大糸線 南小谷~中土
View Article夕闇迫る
明日は秋分の日。ほんの少し前まで、セミが鳴いて暑かったのにグッと秋めいて日も短くなった。夕闇迫る名撮影地にハイビームかざして近づくロクマル。2008年9月 高崎線 新町~神保原
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