デデゴイチの系譜 ロット#41、50
大学一年の秋休み、米子で若番同士休息をとる41号機と50号機を撮る。ホームから慌しくカメラを構えていると何が珍しいのかと国鉄マンに不思議がられた。手すりにジャンパ栓なども無くすっきりした顔立ちが良かった。ゴツイ耐寒装備が無いのも山陰デデゴイチの特徴。1981年11月 米子
View Article冬枯野
年改まって間もない北関東の冬枯野。道床法面を野焼きして、田畑も次の耕作目指して鋤が入り、もう次の季節へと着実に進んでいっている。唯、空気だけはまだひんやりと澄んでいる中、季節の歩みを追うように力強い煙と共に列車が往き過ぎる。二〇〇八年 睦月
View Article実る稲田と重連列車
今日から10月ということで約一月半ぶりに撮影に出た。確実に煙の出る場所よりもかつての重連列車風なサイドビューを稲田越しに求めた。停車駅目前のこのポジションで想像はついたが、やはりというか軽い勾配を登った後画面直前でほぼ絶気。それでも雰囲気的にはかつての峠越えの如くD51の前補機を付けたC61列車が停車駅目前という構図で。2016年10月朔日 D51498+C6120 上越線
View ArticleEF6633 夕闇迫る熊タ出発
グニャグニャグニャっと待避線から本線へ出てくるシーンを、厳しい条件下、500㎜で狙ってみた。E5でISO2500、SS1/250、開放で。左側に若干ゴーストが出たけどまぁまぁの出来。この一コマ前をモノクロにしてみると・・・跨線橋の影か窓部分が暗く落ちてしまっている。こんなシーンで新兵器を使ってオーバー四桁㎜遊びをしてみたいもの。2016年10月1日 EF6633 3096レ
View Articleデデゴイチの系譜 ロット#43
冷たい雨が降り続く居組に43号機が牽く貨物が到着。この年最後の荷であろうか、いつもよりやや積載が多い気がする。この任務が終わるといよいよ正月を迎える休みだろうか。まだまだ鉄道貨物輸送が全国津々浦々まで血が通うように機能していた時代の担い手だったデデゴイチ若番。1977年晦日 居組
View Article秋色
この三連休にあった地元の秋祭りを境にぐっと秋めいてきた。朝晩の冷えが感じられるとそろそろ秋色探しに出かけたくなるが、今年は天候の不順から紅黄葉の不出来が心配される。都電唯一のサミット区間であるこの千歳橋界隈が電関人お気に入り秋スポット。さぁて今年はどんな秋色にお目にかかれることだろうか。2015年霜月
View Articleお米の国の金太郎
天気は冴えない日だったけど、しっかりと豊穣を迎えた、名勝ヒガハスの稲田を横目にコンテナ満載の列車を牽く金太郎2号機。このマスクの方が力強さを感じる。今改正でこの名勝地の主的存在になりつつある金太郎を四季折々の景色に乗せて撮るのが楽しみ。次回は青空で・・・。2014年 初秋
View Articleデデゴイチの系譜 ロット#44
70年代の山陰本線は、多くの各駅停車列車がロングランで沿線駅と大都市を1本で結んでいた時代。長い編成で餘部に到着する大阪行き各駅停車。この時、友人から借りた200㎜を携えての山陰行で慣れない中手持ちでピンとリングを回しながら44号機を追う。そんな状況だから自ずと日の丸アングルになったのは仕方ないが、若番機の迫力は表現できたか、と。晦日の冷たい雨の餘部駅にて。1978年12月
View Article芋臨
ヒガハスの季節の風物詩の一つ芋臨。通風用にスリットが入った専用コンテナをアップで・・・。今年もその芋臨が終わりいよいよヒガハスも冬支度。今年は特に台風被害で北海道の農作物に大打撃があっただけに、例年よりこの列車を見送る気持ちも一入で。1両目を除きピカピカのコキ107系で揃えられて大事に運ばれてる感じがした。2016年10月22日 8054レ
View Article