浅間冠雪
昨夕よりさっくりとモミジガリへ行ってきた。夜8時過ぎの鬼押し出し付近は中軽井沢あたりから降りだした雨が雪へと変わる。それでも例年より約一月ほど遅い雪の便りだそうだ。そして今朝の浅間山。峰の茶屋付近から見た浅間山。オレンジを主体とした紅葉を前景に一昨日今年初冠雪したというその姿をパチリ。富士山もそうだが今年は遅い初冠雪。
View Article下野晩秋 一 一番列車
この夏頃より撮りに出かけたいと考えていた烏山線。なかなか天候に恵まれず延び延びになっていたがようやくその計画が成就した。短い線区にも拘らず、平野や山間と沿線風景は変化に富みそこを今となっては古豪部類のキハヨンマルが走る。ここ暫くでグンと季節が進み晩秋を迎える烏山線探訪を数回に分けてアップ予定。一番列車。この季節、一番列車が下る頃にようやく東の空が明らむ。夜明けと共に烏山線の一日が始まる。下野花岡...
View Article下野晩秋 二 目覚めるまち
今日は立冬。まだまだ夜明けが遅くなり起床が辛くなる季節到来。上り一番列車が来る頃には辺りも随分と明るくなり、家々には明かりが灯り始め散歩する人も見かける。家並みは変わっても、列車が来る時間が時計代わりの街に朝が訪れる。仁井田~下野花岡 322D
View Article下野晩秋 三 光芒
今日は一日中初木枯らしが吹き荒れた。その名の通りに綺麗に染まらなかった木々の葉を落とし、季節は晩秋から初冬へと進み往く。烏山線を訪問した先週土曜は雲の動きが早く陽が出たかと思うと翳り、露出に苦労させられた。そんな土曜の朝の小塙。たらこ色先頭にやってきた323D。この日唯一のたらこ運用であった。そのたらこにうっすらと日差しが当たり、っとその瞬間空を見上げると光芒が。気まぐれな秋の空の贈り物。小塙~滝...
View Article下野晩秋 四 柿の径
日差しが無い中、沿線に柿の木を求めて暫くロケハン。沿線の家々の軒先に今も干し柿が下がるのもなんとも懐かしい。そして、滝駅を烏山よりに超えたあたりで・・・大きな柿の木が寄り添う径を見つける。幼い頃よく遊んだ風景がそこに在った。烏山~滝 328D
View Article下野晩秋 五 紅一点
時季的にはやや早いが、今年の紅葉は何処もやや不作。それでも築堤の上に見つけた一塊の紅葉を主題にとググッと望遠ズームで寄る。2016年11月 小塙~滝 327D
View Article下野晩秋 六 曲流を跨ぐ
龍門の滝と並んで沿線景観の白眉である穿入曲流を形成する荒川を跨ぐ。凪いだ川面に映る列車と紅葉、そして釣人。深まりゆく渓谷の凛とした空気を感じる一瞬。2016年11月 小塙~大金 330D
View Article下野晩秋 七 芳賀の秋色
烏山線取材の途中、近くを走る真岡鐡道へ。南下する分、同じ下野でも木々の色付き具合が異なる。まだ秋の入り口といった芳賀の秋を蒸機と共に味わう。気温は高めであったが、C11325の不在中ともあってか孤軍奮闘のハッスルぶりを見せてくれた。欅の天辺辺りに仄かな色付きを認める。2016年11月 真岡鐡道 多田羅~市塙
View Article下野晩秋 八 秋空
昼過ぎになってようやく青空が覗く。北の端に近いが、ここが関東平野であることを再認識させてくれる広い空。さぁここからはお天道様相手に絵コンテを組み立てていくことに・・・。2016年11月 宝積寺~下野花岡 331D
View Article下野晩秋 九 尾花に見送られて
法定速度で追いかけ、もう一度331Dを狙う。小塙を出たカーブの先にある踏切でちょうど尾花を入れてのアングル。残念ながら一瞬日差しが翳る。森の奥に消えゆく列車を揺れる尾花が手を振って見送るようだった。2016年11月 小塙~滝 331D
View Article下野晩秋 十 家路の踏切
釣瓶落としの秋の陽光が傾く頃。乗車してきた列車を踏切で見送る。高架駅や橋上駅中心の都心では味わえない、長閑な光景のひとつ。2016年11月 小塙駅 335D
View Article都電散撮 ビルの谷間に
本当は、暖色系の車両が狙い目?そして薄暮の照明が灯った頃のぶらし?などと考えを巡らせながら・・・。老兵7000が減って、だいぶんと工夫が必要になってきた。しかも画角に収まる木々は、皆常緑樹。それも反って都会の冷たさが表現できて良いのかもしれない。2016年11月 面影橋
View Article冬の入口の風物詩 柿に柿色の電車
ヒガハスの冬を感じさせるものの一つに柿木がある。昔は干し柿を作っていたのであろうが、今では成らせっ放しで鳥の餌に。例年、季節になると必ず覗きに行く冬口のヒガハス定番。普段はベニジャケなどと言われているが、この時ばかりは柿色の電車ということで・・・。ちなみに木はもちろん私有地にあるので、公道からの撮影を厳守で。2016年 霜月
View Article下野晩秋 十一 小塙暮色
大きく傾いた陽光をスポットライト代わりに、一層紅く染まる小塙の秋景色をグググッと長玉で引き付けて切り抜く。国鉄一般色はとても夕陽に映えるのである。形式は変われども、風景は昭和の時代からそのままだった。2016年 11月
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