水温む綾瀬川を往く
久々に帰ってきたカシオペア。すっかり初夏の景色になったヒガハスを流れる綾瀬川の水も、居付いた鴨(カワガラス?)が水浴びするのに心地よい温度になったようである。2018年 初夏 D5
View Article泳ぐ桃太郎
またもや間が空いてしまった。頑張って上げていこう。綺麗に田植えされた水田を、桃太郎が気持ちよさそうに泳ぐ。桃太郎のように、すくすくと良い大人に育って欲しい。2018年 皐月 D5
View Article非電化を流離う 弥生の章四 頼もしい者たち
日が昇りかけた頃、キヤ検が不意に通過。そういえば、こいつをカメラに収めるのは初かもしれない。人知れず軌道検査をしているクルマを思っていると、やけに線路のレールたちが頼もしく見えたりするのである。 2018年 弥生 石巻線 Df
View Article非電化を流離う 弥生の章五 キハの煤煙
つい先だってまで、ここにもヨンマルが居た。今は、JR化後すぐのロールアウトで何処か国鉄の匂いがするデザインが愛おしいキハ100族。朝の上り四連が高らかに煤煙を上げて、終点小牛田を目指す。2018弥生 小牛田付近 D5
View Article非電化を流離う 弥生の章六 DE10貨物
少し前まで、貨物ヤードとかで良く見かけたセミセンターキャブ機。こいつが本格的に本線運用に就くことは稀有になってしまった。2018年 弥生 石巻線 D5
View Article新・日常の風景 わかしお1号大網発車
半分千葉リアンになった電関人。慣れてみると、青い海に白い砂そして黄色い日差しのテーマカラーを纏った房総特急は様になっている。かたちもデビュー時には、アメリカインターアーバンチックなブルドック顔としか見えなくも、そのマスクは何処となくキハ82系統の現代版的な精悍さすら感じてしまうもの。早朝、埼玉の自宅から長駆大網での乗り換え時のスナップ。戸閉確認。...
View Article非電化を流離 弥生の章八 払暁の盆地
順不同になるけど、 とっぷり日が落ちてしまった石巻から長駆、 会津若松は鶴ヶ城傍のホテルに入区。 翌朝暗い内から出撃して目指すは念願のお立ち台。 だが、その公園駐車場は厚い残雪に閉ざされ。 迷わずに、雪の斜面を足場を築きながら登坂。 機材をセットして暫し、 盆地の彼方から日の出よりも先に二つのライトが近づく。 2018年 弥生 高田 Df
View Article非電化を流離 弥生の章九 高見のヨンマル
只見線の根岸~会津高田は、ずっと往来する列車を撮っていられる。 朝焼けに聳える影磐梯に安達太良・・・ 大学のワンゲルで縦走したのが安達太良っだったのも遙かに昔。 2018年 弥生 会津高田 Df
View Article小湊梅雨散歩 トトロの森の駅
言わずと知れた駅は学校統合で少し寂しい駅に。でも、返ってその静寂さがこの森の駅の魅力を増してくれたように思うのである。モリアオガエルのオタマジャクシが泳ぐ池には、森の精が宿っているように感じた。2018年 水無月 上総大久保 Df
View Article飛鳥山にて
差し替えの差し替えで、この機関車が不意の登板。驚くほどな花見の人混みを避けて、秘密のポイントから後追い。ちょっと窮屈な構図になってしまうも、中々の収まりで納得。できれば雨降りで傘を差す妙麗な女性が歩いて欲しかったなぁ。2018年 水無月 王子 D5
View Article非電化を流離う 弥生の章十 港へ
さぁ、非電化流離の再開としよう。この日、大きく傾いた陽の光を真正面に受け国鉄色したDEが力強く石巻港へとコキ達をエスコートする。港のプラントへ向けてラストスパート。2018年弥生 石巻貨物線 D5
View Article都市圏のシーサイドライン
法事帰郷にかこつけて、朝練を実施する。小学生から中学生にかけて、叔父家族とよく行った海といえば、奈多の外海だった。砂に埋もれた線路の脇に車を止めて、線路を跨いで海に入る・・・。そんな話は今は昔で、防砂施設とともに容易に海にアプローチはできなくなったし、バラストがくっきり見えるほどの味気ない風景に成り下がる。2018年 皐月 D5 雁ノ巣~海の中道
View Article非電化を流離うⅡ 水無月の章一 峠の径
77年高1夏のリベンジ旅で北海道へ。初日は、手厳しく雷雨のお出迎えだった。その寸暇、峠の径は列車通過時一瞬雨も雷も止んだ。決して軽快ではないヨンマルの脚をさらに重たくさせる峠の径を北へ向かって分け入っていく。単行列車は、ゆっくりと小さくなって、北の原生林の中へと溶け込んでいった。2018年水無月 宗谷本線 蘭留~塩狩 D5
View Article非電化を流離うⅡ 留萌本線曇り時々雨
つい先だって短縮された本線には重たい空が低く垂れ、寂寥感を高める。今となっては、本線とは名ばかりの無人駅にたとえ乗車客が居まいとも確実に時間とともに汽車は往来する。2018年 水無月 真布 D5
View Article非電化を流離う 弥生の章十一 黄昏迫る石巻港
偶発的に石巻港の邂逅は国鉄色同士。夕日に染まるその姿は国鉄時代そのものだった。やがて迫りくる夕闇前のクライマックスタイム。 2018年弥生 石巻港 D5
View Article非電化を流離う 弥生の章一二 夜のヤード
石巻港で邂逅した二機の国鉄色を見て、予定を変更。石巻駅にて張ることにした。夜の帳が降りたヤード線に佇む1591号機を僚機がライトアップ。暫くすると、息を吹き返すようにエンジンONしたDEは積車を重たそうに、フルスロットルで牽き出していく。エグゾーストが漆黒の空に突き刺ささるかのように・・・2018年弥生 石巻駅 D5
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