九州赤べこにぞっこん(74)スチームを燻らせて
今日は日も差さずおまけに冷たい雨がしとしと降っている。こんな寒い日にはということで、毎年定番になりつつある例のやつを。暖まっていただくためにSG稼働のナナロク。バックが曇天の空で分かりにくいかと思うが、夕方の下り荷物列車を牽く37号機。僚機全てがSG搭載だったことが災いしてか、稼動機も残り少なく富山からのハチイチ配転などによりその動向が気になる。1981年2月? 鹿児島本線 南福岡~白木原(現...
View Article小塙残照
今日は鉄友RDP3氏と日の出前から日没後まで撮影を楽しんだ。後半は日中2本に1本は電池電車になった烏山線に晩秋を切り取りに。夕方、西の空にほとんど雲がないことを確認し日没後の残照狙いで小塙へ移動。出来ることなら足回りが抜ける場所が良かったのだが、美しい残照に免じてよしとする。2014年11月22日 烏山線 滝~小塙 338D キハ40×2
View Article晩秋のヒガハススケッチ 染まる屋敷森
刻々と季節は進み、タンカートレインが忙しくなる頃。ヒガハスのシンボル屋敷森は黄や赤に染まる。2014年11月 東北本線 蓮田~東大宮 EF210122 5582レ
View Article刈田斜陽 秋深まる烏山線
開けた関東平野から山並みバックを考えたけれど、この日は日中の気温が高く山が霞んでいる。屋敷森の紅葉も今一つで空には雲一つ無い。そんな中、刈田を手前に多く取り入れて季節を表現。屋敷森にも出演願って画面に抑揚をつけて・・・秋から冬にかけての寂謬を刈田に感じ、キハ40は乾いた空気に甲高いジョイント音を残す。2014年 晩秋 烏山線 宝積寺~下野花岡 335D キハ40×2
View Article川貨暮色
今朝は朝から冷たい雨が降っていて石油ファンヒーターから離れられない。師走もそこまで来ている中ふと・・・川崎貨物のことを思い出した。港湾地区の石油積み出し施設も統廃合が進みいずれ消えゆくタンカートレイン。その列車編成が寒さとともに長くなるのを見て季節を感じていた。暮れ色に鈍く浮かび上がるタキの列に、日本の鉄道輸送の力強さを覚えた。2013年12月 川崎貨物駅
View Article真夏のデキ
昭和53年夏、電機王国の秩父鉄道を訪ねた。しかしながら休日かお盆かでそのほとんどは秩父のヤードでパンタを下して休んでいた。それでもデキが現役として活躍していることを確認できたあの夏。1978年8月 秩父鉄道秩父 デキ4
View Article秩父鉄道 曇りのち雨のち晴れ1
晩秋の秩父を訪ねる。天気は予報より早く進み曇り空から冷たい雨と変わりそして夕方前には晴れ。その目くるめき天気の中の秩父鉄道をスケッチ。泣き出した空のもと、バックの紅葉を流して遊ぶ。2014年11月 秩父鉄道 デキ501 鉱石列車7104レ
View Article秩父鉄道 曇りのち雨のち晴れ2
流し撮りした7104レの停車時間を利用して波久礼駅での鉱石列車交換を狙いに。先着したデキ501は波久礼駅端に停車暫し休息。雨は本降りになり、躯体を濡らす。やがて踏切が鳴り出して、まずは旅客列車が下った後、デキ502に牽かれた返空列車7403レがやってきた。荷を下ろしたヲキは軽快なジョイント音で通過する。波久礼、雨の交換。2014年11月 秩父鉄道 波久礼駅
View Article秩父鉄道 曇りのち雨のち晴れ3
もう一つ雨の景色。氷雨で気温が低いため蒸機の白煙期待で小前田の銀杏ポイントをダメもとで目指す。結果、寸前で白煙を濛々と上げるC58列車を目に焼き付け。で、我々が波久礼で撮った上り鉱石列車を撮りに件の銀杏ポイントへ行くと、潮が引くようにギャラリーは退散し我々のみに。好都合とばかりに自由にアングルを求めた。小前田の銀杏はピークをやや過ぎてかなり散っていたものの何とか写真のようなアングルで収める。...
View Article秩父鉄道 曇りのち雨のち晴れ5
晴れたので最後は親鼻橋梁で締めくくる。太陽周りに少し雲が出てきて、やきもきしたがちょうど上り鉱石列車の際には、スポットライトのように橋梁のステージに当たってくれた。大学時代の春合宿で反対側からシルエットで撮って以来ここでの鉱石列車の撮影だった。2014年11月 秩父鉄道 親鼻橋梁
View Article大きな空の下で
間が空いてしまったが、北海道遠征の帰り道の八戸線の続き。鮫角岬の帰り、もう一度八戸臨海を狙いに朝一番の場所に戻る。岬ではすっかり雲に隠れてしまった太陽だったが、少し雲間から弱い光を放つ。こうなると大きく西に傾いた太陽に向かってカメラを構えてしまう。ちょっと色気づく空の表情に期待しながら列車を待つ。平野の大きな空の下を行く鉄路は再訪してもう一度狙ってみたい風景である。2014年9月 八戸線 447D
View Article定期北斗星ついに廃止の報
ついに悲しい報が。定期北斗星を2015年度内に廃止にと。分かっていたことといえ、やはり定期列車の「ブルートレイン」が無くなってしまう事は寂しい。電関人より3つほど年上のブルトレ。さて、残された時間をどのように噛みしめようか・・・。この記事には、ゴトーさんには悪いがやはり国鉄罐で地元を颯爽と走る姿を。4レ? 北斗星 東北本線 浦和~赤羽
View Article柿とタンカートレイン PF2117号機
PFカレンダーの12月に登場させたかったこのシーン。少し実の熟し方が早く11月末に撮影。柿の実が熟す頃にはタンカートレインも活転期に入る。来年の柿が熟す頃、PFタンカートレインは撮れるのだろうかと。新鶴で貨物一筋の2117号機はブルトレが無くなることをどう思っているのだろうか。2014年11月 東北本線 東大宮~蓮田 EF652117 8179レ
View Article師走
今年も残すところあと3週間ほど。生活環境も10月以降がらりと変わり、師ではないけれどバタバタと落ち着かない日々を過ごしている。鉄の出動も若干減り気味で・・・。昨年の今頃はと写真庫をゴソゴソ覗いたら、こんなものにも出かけたっけと・・・。年賀状の準備などに追われながらあっという間に大晦日がやってくる。来年も頑張るぞ!2013年12月 上越線 越後中里~岩原 EF6438ほか 9716レ
View ArticleD51旧客列車
5年前、テレビ局が仕立てた撮影列車を撮りに行く。水上から返しの列車でここならと勾配で構えるもスカだった。しかしながら、冬場の綺麗な斜光線に照らされたD51の旧客列車は美しかった。これで煙が若干なりともあれば最高だったのだが・・・。2009年12月 上越線 水上~上牧 51498+旧客6B
View Article月と柿と北斗星
当たり前の風景が当たり前で無くなろうとしている。この数十年間四季の中に青い列車を置いて色々と撮ってきた。あとどれだけ表現できるかわからないけど、その当り前の景観を楽しむことにする。蒼穹の空に浮かぶ月と、真っ赤に熟した柿が北から帰ってきた列車を出迎える。2013年晩秋 2レ
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