米どころの冬 広瀬の広瀬屋商店
謎かけのような表現が続いているが、ファーストショットを撮った陸橋から国道に出る手前で渋い雑貨屋を見つけた。広瀬の事は、この広瀬屋に任せろと言わんばかりに扱い品目が手広い。その店構えが頼もしい。2017年1月 越後広瀬
View Article米どころの冬 貴重な葉物
雪深い魚沼の貴重な冬の葉物、うるい。ユリ科の植物で、水芭蕉の新芽にも似ているが癖も無くビタミンを多く含む。もともとは山菜であるが、今では栽培もしているようだ。...
View Article米どころの冬 家路列車
一段と強くなる氷雨の中、宵闇迫る駅に列車がやってくる。只見線の駅の中でも、1本片側ホームの佇まいは昭和のそれそのもので好感が持てる魚沼田中。カラカラカラ、シューッ、シューッ。きっちりと停止位置に据え付けられた列車から傘もささずに足早に女学生が家路を急ぐ。数人の降車客を降ろすと、ガラガラガラガラガラー、エンジン音を残し雨の向こうの鉄紺の宵闇に吸い込まれていった。2426D 魚沼田中駅
View Article米どころの冬 更けゆく入広瀬の夜
とっぷり日が暮れて夜の帳が下りた入広瀬。いつの間にか雨は雪へと変わり昼間に除雪された駅の構内に降り積もる。本日最後に六十里越を下ってきた2427Dは、乗降客も無く笛の音とともに足早に出ていく。まだ19時を少し過ぎただけというのに、山間の入広瀬の街はひっそりと静まり返る。さぁ、今日の撮影もこれで終わり。須原の宿へ向かうとしよう。2427D 入広瀬駅
View Article寒月
東の空が赤く染まり始め、街が始動を開始する頃、寒月が色っぽい下雲を従えて西の地平線に沈もうとしていた。対照的に上り普電は終点を目指す。厳かな新しい一日の始まり。2017年 如月 ヒガハスにて
View Article払暁をゆく
そろそろ電機の写真をアップしないと電関人の電関人たる所以が・・・。先週土曜、秩父へ行き掛けの駄賃でヒガハスの黎明を撮る。煌々とした満月が西に沈みかける頃、4083レが下る。愛機Dfのスペック一杯一杯にセッティング、ようやく納得のいくヒガハスの払暁のカットが撮れた。2017年如月 4083レ EH50013
View Article米どころの冬 信仰深い土地
毎年の豊穣を祈念するが故、お社や祠が多いのは土地柄と言えよう。やはり、作物の成長を祈るのは仏様よりも神様なのだろう。もちろんその崇め奉る神様には投雪禁止である。只、雪深いのは大目に見てもらう。そして田畑の一角にも祠が。天気をを采配するのは、神様なのだから・・・。豊穣を祝う祭りも見てみたいものだ。2017年1月
View Article寒中梅
如月の秩父路はまだ冬の只中である。しかしながら、其処彼処に春の兆しが見えだしているのが嬉しい。蝋梅が満開の中、ようやく可憐な梅が花を開き始める。秩父鉄道随一の男前罐であるデキ108を添えて寒中梅。2017年如月 樋口~野上
View Article固有のシルエット 4072列車
残すところ改正まであと1週間。今年の改正は、鬼が出るか蛇が出るか・・・。気を揉んでもしょうがないので、淡々と。日が昇る少し前、海コン特有のシルエットを残し4072列車が上っていく。2017年2月 蓮田~東大宮
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