思い出辿り旅 六 神の国のバタデン
出雲大社へお参りの後ようやく本格的な撮影に移った。事前学習してロケハンも済んでいたポイントへ。「神の国のバタデン」をイメージして、鎮守の森、雨上がりの神々しい空気、そして田植え直後の水田にお社。正にこのポイントだとファーストインスピレーションがそうさせた。湘南顔の緑色の電車が風景とベストマッチ。2014年五月 一畑電鉄 大社線 高浜〜遥堪
View Article思いで巡り旅 九 遂に現れた京王5000
一畑に行きたくなった理由の一つにあったのがこの京王5000系リバイバルカラー。それは大学1年から2年にかけてのこと。当時京王本線ではまだ特急運用に就いていた5000系。そのうちにと思っていた矢先に、運用離脱で6000系にとって代われれる憂き目にあった。あれから33年、ようやく逢えた馬車軌道のクイーン。2014年五月 一畑電鉄 雲州平田〜布崎
View Article思いで巡り旅 十 RAILWAYS伊野灘
出雲一日目の日も大分西に傾いた頃、映画RAILWAYSの主役中井貴一の自宅最寄駅設定が「伊野灘」。その駅に、おそらく映画の撮影後大道具として活躍した木製ベンチが待合室前にポツンと佇む。森永も雪印も明治の牛乳も入らない木製ベンチ。シンプルなだけに、雄弁に語りかけてくる。待合室には今も中井の出演記念でポスターが掲げられている。宍道湖煌めく、この日の最後の日差しが目に眩しい。伊野灘にて
View Article雨のクルーズ 蕨付近通過3連発
今日も本日ネタからのアップ。この列車というと雨。それでも30名ほどの同業の面々が集まっていた。小降りになった蕨付近を通過するカシクル。久々に手持ちロングズーム3連切りに挑戦。写真はややトリミング。お立ち台付近は黒山だったので、600ミリ持参者はのんびり一団の後方から。アングルが鋭角なので編成美とはならずとも罐の迫力で勝負。できれば、8181が前で来て欲しかった!!2014年6月7日 東北本線...
View Article思い出辿り旅 十二 変わるもの変わらぬもの
10時前に出雲市を出て益田まで連れて行ってくれた快速アクアライナーことキハ126は二両固定編成の出で立ち。1時間程の乗り継ぎ列車待ちの時間を利用して、駅前の喫茶店で昼食。ここは間違いなく駅職員や乗務員が憩う場所で、D51トップナンバー他が牽く貨物列車の全紙大写真パネルが鎮座する。同じキハだが二世代ほどのひらきがあって、変わりゆくものと変わらぬものが暫し構内で対話していた。2014年皐月 益田駅
View Article思い出辿り旅 十三 石州の甍
石州の景色といえば、何はさておき甍である。その代表的な駅は仁万。初夏の午後の陽光に艶めかしく輝く青い甍が美しい。※キハから窓越しに撮影。2014年皐月 山陰本線 仁万駅
View Article思い出辿り旅 十四 実家の近所の撮影地-1-
今回の旅で実家に帰省した目的の一つがこのななつ星。ちょうどついた翌日に長崎コースが旅立つ予定で。人はコイツを風光明媚な場所に置きたがるが、電関人はさにあらず。要は、乗れもしない列車の端くれを三十余年もいにしえの時代に最も撮影地として活用した場所、即ち旧 南福岡〜白木原、現...
View Article思いで巡り旅 十五 40年前の自宅近所の撮影地(キハ82かもめの頃)
ほぼななつ星と同アングルである。何せ40年前なので尻切れというカメラの腕前は不問で願いたいが、かえって線路向こうの板塀の家屋などが時代観になっている。スパンも広く、ワンスパンで小倉で筑豊回りの相方を切り離した7両のかもめが楽々入る。駅間も、この写真では南福岡〜白木原だが現在は春日(新駅)〜大野城(旧白木原)とこの40年の歴史がひしひし伝わる。1974年秋 1Dかもめ 鹿児島本線 南福岡〜白木原
View Article思い出辿り旅 十七 東郷〜東福間の大カーブをゆくH型機
辿り旅を再開。帰福中にH型機をカメラに収めたのは今回が初。いろんな撮影地を考えるも、旧友宅から至近で便を優先して東郷〜東福間の大カーブのインカーブにポイントを求めた。最北と最南の島まで足を延ばす金太郎がとても逞しく見えた瞬間。2014年 皐月 鹿児島本線 東郷〜東福間 EH50068 2075レ
View Article