ヒガハス花宴一 菜の花咲く綾瀬川
改正後、三桁機街道と化したヒガハスの花を愛でに出た。水温む綾瀬川には大きな真鯉が悠然と泳ぐ。何とか青空が覗く下で、遠景に桜、近景に菜の花の競演。役者は変われども、ヒガハスを廻る季節は不変。2016年4月9日 東北本線 蓮田~東大宮 EH50053 6096レ
View Articleロクロクが去り、桜が終わり・・・
本日夕方散歩のとき、近所の八重桜が散り始めたのを確認した。機関車のバリエーションがぐんと減ったヒガハスで、これからは刻一刻と変化する季節の移ろいを記録することが増えそう。4月に入りようやく昇ってきた陽を受ける4083レ。見沼用水沿いの桜はすでに散っている。新緑萌ゆる屋敷森を入れての3085レ。どちらも過去のものとなったロクロク牽引列車。さて、次は水田に水が入っての水鏡狙いか。2014年4月...
View Article沢山の信号に見送られて出発進行!
改正前は夜の帳が上がらぬ前からせっせと早朝練習(笑)。さすが一大ターミナルの出発信号機は鈴なりで、その中から進む路線の青信号現示を確認してから交代したばかりの機関士氏は、コトリとも音を立てずにノッチを進段させていく。まだまだ職人気質の罐屋が居るんだなぁと痛感する一瞬。2016年3月 大宮駅 EF652065号機 3097レ
View Article藤見の只見線
藤繋がりで。雨にしっとり濡れる新緑の中、可憐に咲く紫の房。夏井川の畔で咲き始めの藤を見つける。花の向きが悪くて判りづらいけど、署名の上に二房ほど。(本名~会津川口)翌日、有名なコンクリート橋にて、橋梁の手前と奥に薄紫に咲き群れる山藤。雲居の藤ならず煙の間に藤を眺めつつ汽車は行く。これだけイメトレしてさぁどうする只見線。2007年5月 只見線
View Article山笑い麦そよぐ両毛線
今日からGW、道路は混んでいるかもしれないけどちょっと足を延ばして出かけたいもの。朝からあれこれ過去の記録とにらめっこして計画を練る。そんな中、ふと・・・3年前の両毛線。季節は春から初夏に移ろいかけて。一斉に芽吹く山の緑、青々と育つ麦畑がそよぐ一陣の風。伝統色の電車たちが良く似合う両毛線の景色が気持ちいい。2013年4月 両毛線 岩舟~大平下
View Article麦畑を駆ける
ちょっと北関東へ出かけてきた。そして久しぶりに煙分も補給した。生憎、列車の接近前から陽が雲に隠れてしまいならばと1/30sec.で素振りの練習を・・・。緩やかな勾配区間で、給炭したのかほんのり煙も出て狙い通りの一枚となった。やわらかい緑の麦畑の傍を気持ち良さそうに列車は駆けていく。2016年4月30日 真岡鐡道 七井~益子 C1266 6002レ
View Article新緑を駆け登る
今日から5月。暫くは五月晴れと新緑が撮影のテーマになりそうである。むせるような萌える緑の中をグングンと駆け登る登山電車に、力強い生命力を感じて。2014年5月 箱根登山鉄道 出山橋梁
View Article静と動
静まり返った田圃の水面に映る樹々。鶯の声にまどろむ空気の中、踏切が鳴って一陣の風と共にキハがやってくる。北関東の小さな日本の原風景。2016年4月 烏山線 鴻野山~大金 331D
View Article夕べの散歩径
この日のラストショット。DE10による回送を兼ねた客レ。普段は朝の下館に向けた回送と下りを撮影するこの場所で夕方のショットを狙う。水田脇の栓を兼ねた緑色のビニール袋や背景の高速を走る車を目立たなくさせるために敢えてモノクロにしてみる。初夏の息吹を感じながら線路脇を散歩する長閑な空間。架線も柵も無い鉄路は良いものだ。2016年4月 真岡鐡道 寺内~真岡 6103レ
View Article薫風に泳ぐ
本日は立夏。撮影したのは先月末だったが、ピンポイントだけに毎年構想のみで終わっていた季節ものの景観。ようやく気持ち良さげに泳ぐ鯉のぼりを画にすることができた。鯉ものぼって、列車ものぼる。2016年4月 烏山線 滝~小塙 330D
View Article