謹んで新年をお慶び申し上げます。
穏やかに新年が明けた。瑞穂の国の風がさわやかに、今年も様々な景色、四季に息吹を吹き込む。今年も意欲的に、瑞穂の国の素晴らしい鉄道風景に逢いに行く所存です!皆様、よろしくお願い申し上げます。 狂電関人 拝2018年 新春
View Article日常風景 朝の赤間駅
正月の三が日も過ぎ、沖縄から遥々来ていた娘夫婦も帰っていった。世間は、いつも通りの平常になりつつあるが電関人は連休明け仕事始めである。昨年末帰郷時に撮影した赤間駅朝の1時間を時系列で追う。ようやく福岡の遅い朝が明けた頃、赤間駅に喧騒が戻る。各停が退避内線に入り、外本線を快速が後着先発。ここは、福岡の二大都市間を結ぶINTER CITY...
View Article雪中行軍合宿の思い出 日出谷にて
雪中行軍磐西編の宿泊地は日出谷に求めた。磐越西線の数ある駅の中で、一、二を争う好きな駅。日出谷の谷に木霊するホイッスル。立ち上るスチーム。駅の歴史をじっと見守る転轍機。駅前の朝暘館から漂うとりめしの香り。それですべてだった。1982年冬
View Article鉄撮事始め ヒガハス-4℃
2018年鉄道写真撮影事始めは何と本日である。虎視眈々と冬のぎゅっと冷え込む朝の4072レ通過時刻に染まる東空を狙って。川霧こそ出ず、パン抜けもやや反省が残るが、カワガラスと川面のサメの影ポジションも巧くいった。2018年 睦月 13日 4072レ
View Article汽車が来るまで
汽車が来るまで、駅の待合室は暖を取りながらまったりと空気が流れる。鉄道や駅が生活の線上に在った時代。鉄道が生活物資や生活者を運び、ひとびとの生活に密接に寄り添っていた時代。1983年冬 金木駅
View Article星の日周運動のように・・・ 夜汽車の光跡
自分の機材で如何に夜汽車を夜汽車らしく撮影するかに腐心しまくっていた中学生時分。唯々、その光跡を追った。それはまるで星の日周運動のよう。おまけに、すれ違って下りの貨物列車も来た。車内灯とテールライトとすれ違う機関車の前照灯と・・・。ベテルギウス、ベガ、アルタイル・・・1975年 6月 上りあかつき?
View Article北の海が見たくて・・・
明日から旅に出る。純粋にヨンマルに逢いたいのとは別に、北の日本海に面した厳しい冬を 凌ぐ人々の生活に触れたくて、じっと一所に留まってみる。海鳴りとウミネコとたまに出会う生活する人々と。何があるかは行ってみないとわからない。自分の生活と照らし合わせて、何が足りてて何が足りないのかを見つめなおす旅。基本的には、更新とレスが滞りますので よろしくお願いいたします。 2013年厳冬 風合瀬
View Article岩館発車
この記事が上がる頃は、五能線の沿線を放浪していることであろう。朝7時前の岩館を出て下る列車。今回はおそらく秋田寄りの五能線には行かない予定である。かつての特急気動車のような翼を持つ五能のヨンマル。その翼を広げて間もなく天高く消えていく。 2014年冬 岩舘駅付近
View Article日東流の季節風に抗う 一話 地吹雪との闘い
日東流=津軽における生活の歴史は、冬の季節風との闘いと言ってもよい。内地でも海辺でも先史の時代から強い季節風と闘ってきた。今では無機質な錆止めを施した鋼製のルーバー可変の地吹雪対策フェンスが目立つが、こうして人の手で丹念に組まれて、毎年手入れされる木と藁の道具こそ、ここに生活する人ありきということだ。2018年睦月 五能線 中田~陸奥森田
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